月別: 2017年6月

レーシック経験者が白内障手術を受ける時のクリニック選び

レーシック経験者が白内障手術を受ける時のクリニック選び

白内障手術は、レーシックやフェイキックなどの屈折矯正手術の分野に該当します。

そのため、過去にレーシック手術を受けている方が白内障手術を受ける時は、レーシックやフェイキックなどの屈折矯正手術の経験がある医療機関や医師に相談することをお勧めします。

実際の白内障手術は、レーシックと違って目の中の手術になるため、手術をしてからでないと解らない部分も存在します。

手術である以上はリスクもゼロではなく、100%という保証は絶対にありません。過去にレーシックを受けていない人でも、計算した眼内レンズ度数がわずかにズレることがありますので、過去にレーシックを受けられている方は、屈折矯正手術に精通している医師または医療機関を選ぶ方が安心できると思います。

 

〇クリニック選びのポイント

保険診療を行っているクリニックの医師は、色々な目の病気に日々対処しています。

一方で、屈折矯正を専門としている自費診療のクリニックでは、日頃から屈折矯正手術にしか携わっていないため、一般的な病気への対処は他の医療機関に紹介するだけです。

やはり、様々な目の病気に対処できる医療機関を選んだ方が、将来的にも安心できると思います。

保険診療を行っているクリニックでも、レーシックやフェイキックといった屈折矯正手術や白内障手術にも対応している医療機関もあります。そういった医療機関であれば、信頼性が高いと思います。

レーシック経験者が白内障手術を受ける際の注意点

レーシック経験者が白内障手術を受ける際の注意点

レーシック手術を受けている人は、角膜の形状が自然ではありませんので、レーシック手術を受けている人には、それ専用に開発された計算式を使用します。

そのため、過去にレーシックなどの屈折矯正を受けている方が、白内障手術を受ける時は、医師に過去にレーシックを受けていることを申告するようにしてください。

レーシック手術を手掛けてきた医師であれば、診察の際にレーシック手術を受けているかを判断することができますが、レーシック手術の経験が無い医師の場合、手術の痕跡を見逃してしまう可能性がありますので、忘れずに申告してください。

 

〇レーシック手術を受けた時の術前データを準備しておくと便利です

過去にレーシック手術を受けている方は、レーシック手術前の検査データを準備しておくと、レンズの度数計算がスムーズになります。

カルテのデータを準備するためには、個人情報の開示請求が必要になる場合もありますので、レーシック手術を受けられた医療機関に問い合わせるといいでしょう。

もちろん、医療機関が閉鎖してしまっていたり、お住まいが遠方で準備ができない方でも、今は問題なくレンズの度数計算はできるようなので、心配はないようです。

レーシック経験者は白内障手術が受けられない!?

レーシック経験者は白内障手術が受けられない!?

一部では、過去にレーシックを受けていると白内障手術は受けられないといった間違った情報を耳にすることがありますが、それは間違った情報です。

過去にレーシックを受けていても、白内障手術は問題なく受けることができます。

なぜ、このような間違った情報が流れたかを推測すると、白内障で使用する眼内レンズの度数を決める計算式に違いがあるからだと思われます。

 

〇レーシック後は角膜の屈折力が特殊である

レーシック手術は、エキシマレーザーで角膜の形状を変化させることで近視・遠視・乱視を矯正します。

そのため、レーシックを受けていない人と比較すると、特殊な角膜形状になっています。

白内障手術で使用する眼内レンズは、角膜の屈折率や網膜までの距離などを測定して度数を決定します。

しかし、レーシックを受けている人は角膜の形状が特殊なため、一般的に使用される度数の計算式に当てはめてしまうと、手術後の屈折度数にズレが生じることになり、遠視や近視になってしまうことがあるのです。

そのため、過去に屈折矯正手術を受けている方には、専用の計算式でレンズの度数を計算する必要があります。

レーシック経験者が白内障になる時期が到来

レーシック経験者が白内障になる時期が到来

1990年にギリシャで初めて行われたレーシック手術ですが、日本では厚生労働省がエキシマレーザーの使用を認可した2000年から受けられるようになりました。

それ以降、レーシック手術は代表的な視力矯正手術として急速に普及し、日本国内でも約120万人の方がレーシック手術を受けていると推定されています。

また、使用されるレーザー機器も改良が進み、手術の精度や安全性においても確実に向上しています。

日本でレーシック手術が行われるようになってから既に17年が経過しますので、過去にレーシック手術を受けた方の中には、そろそろ老眼や白内障を自覚する方もでてくる時期に差し掛かっています。

今後も、レーシック経験者の白内障患者が急属してくることが容易に予測されますので、レーシック経験者が白内障手術を受ける適切な医療機関について検索される方が増加していくと思われます。